ヤフオクで購入したBeats studio wirelessは本物か?偽物か?見分け方は?(2/6 回)
今週のお題「ヤフオク(ヤフーオークション)で購入したBeats studio wirelessは本物か?偽物か?見分け方は?」
前回記事に引き続き「ヤフオクで購入したBeats studio wirelessは本物か?偽物か?見分け方は?」について記事にした(2/6 回)。
4. 比較対象とするヘッドフォン
本命のヘッドフォンであるBeats Studio Wirelessについて、現在手元にある2個体について比較する。
4.1 比較対象
比較対象は3.1項 Beats製の(1),(2)である。念のため、もう一度示す。
(1) studio Wireless Matte Black(外箱なし、傷ありで1万円以下)
(2) studio Wireless Graphite(美品で2万円程度)
5. 本物?偽物?の見分け方
ネットで調べた限り、Beats製のヘッドフォンは右側のイヤーカップ内側と、外箱にS/N(シリアル番号)が記載されているようである。
5.1 シリアル番号(S/N)の記載
S/Nについて、以下にまとめる(Beats公式に問い合わせ中である)。
5.1.1 studio Wireless Matte Black
このヘッドフォンが先に届いた。傷がありといえど、キャリングケース付
き(外箱はなし)で1万円以下は大変魅力的だった(どうせ出張カバンに入れられ
傷がつくのは時間の問題)。
(1)S/N番号
届いてすぐに、イヤーカップ内側を確認してみた。
そこには、S/Nの記載がなかった。
大変ショックだった。
偽物に1万円以下の金額を払ったのだから当然である(外箱は付属しないため、S/Nを確認できない)。
試しに視聴してみると、意外と音はそこまで悪くない
(店頭で視聴したのとさほど変わらない)。
「どうせボロボロになるし、格安だしそのまま使えば良い」と思い出した。
偽物といえど、筆者自身にそこまで音質にこだわりがあるわけではなく、
暫く部屋で使った見たところ、大変便利だった。
むしろ、偽物でここまでの音質がいいのであればそれで十分とも思い始めた。
(2)PCとの接続
暫く使っていたところ、あることを思い出した。「Studio Wirelessは
PC経由でファームウェアを更新できる」
試しに、PCに接続して、公式サイトにアクセスしたところ、
なんとS/Nが識別された(以下は全て自動で識別された)。
(3)サポートに電話
Beatsは手厚いサポートが用意されている。ネットから申し込むと(Apple)、
電話をかけてきてくれる。(営業時間が過ぎていたため、翌日の電話サポート
をweb上から依頼した。)
サポートと電話した概要は以下である。
【試しに修理を打診】
ノイズキャンセリングのホワイトノイズが大きいと感じたため、
試しに修理を打診したところ、S/Nを求められた。
PCで識別された番号を伝えると、サポートの答えは、「S/Nをシステム上で識別できます」
だった。
しかし、「購入日を証明できるものがない限りは無償での対応(購入から
1年以内は無償)はできない」とのことだった。
当然だが、S/Nはあくまでも個体の識別だけであり、
生産履歴等は追うことができない。
本体にシリアル番号は刻印されていないが、PCでS/Nを認識し、
しかも公式で識別されたということは、本機器は本物だとその時は
結論付けた。
続き
目次
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5.1.1 studio Wireless Matte BlacK
5.1.2 studio Wireless Graphite
6.1 筆者が購入したStudio Wireless Matte Black