ヤフオクで購入したBeats studio wirelessは本物か?偽物か?見分け方は?(最終回)
今週のお題「ヤフオクで購入したBeats studio wirelessは本物か?偽物か?見分け方は?」
前回記事に引き続き「ヤフオク(ヤフーオークション)で購入したBeats製ヘッドフォンは本物か?偽物か?見分け方は?」について記事にした(6/6 回:最終回)。
6. 結論
現在Beatsに問い合わせ中のことがあるため(5.1.2項(3)参照)、最終的な結論はあと1週間程度掛かりそうであることを事前に断りを入れておく。
問い合わせの結果、筆者がヤフオクで購入したヘッドフォンは本物であることが判明した。
筆者が購入したヘッドフォン本体にS/Nの記載がないのは、アップルがBEATSを買収する前に製造されたヘッドフォンであると推定される。
「アップルがBEATSを買収する場絵の製品にはヘッドフォン本体にS/Nの記載が無い」とアップルのサポートから回答があった。
6.1 筆者が購入したStudio Wireless Matte Black
今までの経緯から、筆者が購入した格安のMatte Blackは本物である可能性が極めて高い。
気がかりなのはイヤーカップ内側のS/Nの刻印がないことだけである。
(アップルがBEATSを買収する前に製造された個体と推測される)
しかし、例え偽物でも、もはやどうでもよくなってしまった。
理由は以下である。
【理由】
(1) 格安で入手できた
(2) 本物と証明された個体(Graphite)と外観、音質に違いを感じることができない
6.2 これから購入される方々へ
これからヤフオクや、フリマアプリでBeats製のヘッドフォンの購入を考えている方は
以下に注意すれば偽物をつかむ可能性は極めて低い。
ご参考にして頂ければ幸いである。
【購入する前にチェックするポイント】
(1) イヤーカップ内側のS/Nを出品者に尋ねる
(2) Beatsに連絡して、上記S/Nの該当があるか尋ねる
【万が一イヤーカップ内側にS/Nの刻印がなかったら】
現時点で、Beatsの公式(電話オペレーター)が、「イヤーカップ内側に刻印がある」と
宣言している以上、イヤーカップ内側にS/Nの刻印が無ければ偽物の可能性がある。
しかし、筆者の例のよう事に、PC上でS/Nが識別され、そのS/NがBeatsの公式で
識別されているかもしれない。
よって、ダメもとで出品者に以下を要求して、断られたら購入しなければよい。
≪出品者に確認する内容≫:
「PC上でシリアル番号を認識するか、否か」(注)
注:PC上でS/Nを識別したのは製品登録時の一回だけである。
製品登録後、試しに接続してみたが、改めてS/Nは表示されなかった。
しかし、製品ファームウェアのアップデーには対応しており、
偽物だったらファームウェアのアップデートは不可なのではないか。
7. 終わりに
記事を書き始めたら、とても長くなってしまっていた。
筆者が調べた限り、ネットに情報がなかったことを重点的に調べお伝えしたつもりである。
これから購入される方々は、筆者が抱えていた不安を同じように抱えていると推測する。そんな方々がこの記事を参考にして、製品の購入の際の情報として有意義なものであることを願っている。
目次
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5.1.1 studio Wireless Matte BlacK
5.1.2 studio Wireless Graphite
ヤフオクで購入したBeats studio wirelessは本物か?偽物か?見分け方は?(5/6 回)
今週のお題「ヤフオクで購入したBeats studio wirelessは本物か?偽物か?見分け方は?」
前回記事に引き続き「ヤフオク(ヤフーオークション)で購入したBeats製ヘッドフォンは本物か?偽物か?見分け方は?」について記事にした(5/6 回)。
5.3 質量
質量はいずれもカタログ値通りであった。
(1) studio Wireless matte black
254g
(2) studio Wireless graphite
259g
5.4 音質
5.4.1 ヘッドフォン両者間の音質
ここまで、外観・質量ともほぼ変わりはなかった。
とすると、これをご覧になっている方が一番気にしているのは、音質ではないだろうか?
5.2項 外観と同じく、結論から先に述べる。
【音質の結論】
「本物(graphite)と、本体にS/Nの刻印がなく現在Beats公式に問い合わせている
ヘッドフォン(matte black)の両者に、音質の違いはない」
これは、筆者の耳の問題もあるだろう。
Beatsが得意とされる分野(いわゆる米国のHIP・HOP系)で比較してみた。
【サンプル】
いくつか聞いてみたが、最終的にプレーヤーの条件を全く同じにして、
以下の曲を聞いてみた(そもそも再生条件はあまり良いとは言えないが、
一般的な環境ということでご容赦いただきたい)。
(1)端末
Xperia Z ULTRA(SOL24)
(2)再生ソフト
Amazon Music
(3)楽曲
アーティスト:Flo Rida
曲: American Superstar(feat. Lil Wayne)[Explicit]
【感想】
筆者は肥えた耳を持っているわけではないが、少なくともmatte blackとgraphiteの
両者間に、全く差を感じられなかった。
5.4.2 他社のヘッドフォンとの比較
あまり有益な情報ではないが、もしも他社のヘッドフォンと迷われている方がいれば
参考にしていただきたい。
Beats Studio Wirelessを本命にする前に色々迷ったことは2.2項で既に述べた。
(1) Beats solo2 wireless
一時はsolo2 wirelessを本命(事実、ヤフオクで未開封品を購入済みであるが、
既に売却の手続きに入っている)としていたが、ネット(もちろん店頭で視聴した)で
以下のレビューをいくらか目にしてStudioに心が傾いた。
・solo2は半開放型である(本来の目的である遮音性が期待できないのは論外である)
・Studioの方が絶対に良い(確かにノイズキャンセリングもついているし魅力的だ)
(2) Bose
店頭で視聴した限りではBeatsとどちらが優れているとは述べることができない
(好みの問題)。
Boseを辞めたのは以下の理由だった。
・around-earはコンパクトに折りたためない
・同じaround-earタイプでもノイズキャンセリングがついていない
・ヤフオクにあまり出品されていない(Beats solo2はauでおまけとして
配られているようであり、数が多く、しかも安く出品されている。
Studioの出品数も十分に多い)
(3) JBL EVERESTシリーズ
2016年2月発売の最新モデルである。店頭でも視聴したが、以下の理由から辞めた。
・最新のため、ヤフオクに、まず、出品されない
・イヤーパッドが厚すぎて外であまり使いたくない(不格好)
・価格の高いELITEシリーズでないとキャリングケースが付属しない
(4) その他
これまで、Beats Studio Wirelessの優位性を述べたが、当然欠点が
無いわけではない。
最大の欠点はやはり以下である(何度も同じ口コミを見た)。
・around-earタイプは夏場は地獄である。
5.4.3 筆者の最終的なヘッドフォンの組み合わせ
5.4.2項 (4)で述べたaround-earタイプの欠点(夏場の蒸れ)が、筆者が3.1項で
Bose SoundLink on-ear Bluetooth headphonesを購入した理由だ
(たまたま掘り出し物が出てきたのも理由である)。
つまり、筆者は最終的に以下の組み合わせとした。
(実は、値段も両者合わせて2万円ちょっとで済んだ)
・Beats Studio Wireless matte black(1万円以下)
・ Bose SoundLink on-ear Bluetooth headphones(1.8万程度)
目次
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5.1.1 studio Wireless Matte BlacK
5.1.2 studio Wireless Graphite
ヤフオクで購入したBeats studio wirelessは本物か?偽物か?見分け方は?(4/6 回)
今週のお題「ヤフオクで購入したBeats studio wirelessは本物か?偽物か?見分け方は?」
前回記事に引き続き「ヤフオク(ヤフーオークション)で購入したBeats studio wirelessは本物か?偽物か?見分け方は?」について記事にした(4/6 回)。
5.2 外観
2個体について外観を比較した。
結論から言うと、イヤーカップ内側のS/N刻印以外に違いはない。
それぞれの外観を以下に示す。
(1) studio Wireless Matte Black
(2) studio Wireless Graphite
(3) 直接の比較
いずれも「左側:studio Wireless Graphite, 右側:studio Wireless Matte Black」である。
ネジはいずれもトルクスである(下記参照)。
続き
目次
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5.1.1 studio Wireless Matte BlacK
5.1.2 studio Wireless Graphite
ヤフオクで購入したBeats studio wirelessは本物か?偽物か?見分け方は?(3/6 回)
今週のお題「ヤフオクで購入したBeats studio wirelessは本物か?偽物か?見分け方は?」
前回記事に引き続き「ヤフオク(ヤフーオークション)で購入したBeats studio wirelessは本物か?偽物か?見分け方は?」について記事にした(3/6 回)。
5.1.2 studio Wireless Graphite
続いてこのヘッドフォンが届いた。
(1)S/N
外箱はついており、すぐに2箇所のS/Nを確認した。
結果は、2箇所ともS/Nの記載があり、2箇所で一致した。
(2)PCとの接続
早速この個体もPCに接続し、S/Nを確認してみた。
結果は謎だった。本体に記載されたS/Nと違う番号が識別された。
(3)サポートに電話
matte blackの時と同じようにweb上から電話サポートを申し入れた。
すると、webで申し込んだ瞬間に電話が掛かってきた(日曜の午前中)。
(こういったサポート体制は日本のメーカーも見習ってほしいものである)
【サポートと話した概要】
・こちらからの質問と回答(全ての回答をもらえるのは2016/3/26の予定である)
(3)-1
質問:S/Nは基本的に本体(イヤーカップ内側)に記載されるのか
回答:本体に記載される
基本的に本体に記載されるが、アップルがbeatsを買収する以前の製品については、本体に記載されない。
(3)-2
質問:本体に記載されたS/NはBeatsのシステム上で識別されるか
回答:識別される(本物である)
(3)-3
質問:本体と、PCで識別されたS/Nは違うのはなぜか
回答:エンジニアに確認するため4営業日待ってほしい(2016/3/26回答予定)
(聞けなかった質問:次回(3)-3の回答時に聞く予定である)
(3)-4
質問:PC上で識別されたS/NをBeatsのシステム上で識別できるか
(matte black時は識別できた)
回答:(次回の回答時に聞く予定である)
5.1.3 S/Nのまとめ
現状、Beatsの公式回答を得られていないため、整理すると以下となる。
No. | name | 本体S/N | 外箱S/N | PCで識別されるS/N | 結論 |
---|---|---|---|---|---|
(1) | studio Wireless Matte Black | 刻印なし | N/A | 識別される(本物と回答有) |
保留 本物 |
(2) | studio Wireless Graphite | 刻印あり | 刻印あり(本体と同一) | 識別される(本体と異なる) | 本物 |
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目次
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5.1.1 studio Wireless Matte BlacK
5.1.2 studio Wireless Graphite
ヤフオクで購入したBeats studio wirelessは本物か?偽物か?見分け方は?(2/6 回)
今週のお題「ヤフオク(ヤフーオークション)で購入したBeats studio wirelessは本物か?偽物か?見分け方は?」
前回記事に引き続き「ヤフオクで購入したBeats studio wirelessは本物か?偽物か?見分け方は?」について記事にした(2/6 回)。
4. 比較対象とするヘッドフォン
本命のヘッドフォンであるBeats Studio Wirelessについて、現在手元にある2個体について比較する。
4.1 比較対象
比較対象は3.1項 Beats製の(1),(2)である。念のため、もう一度示す。
(1) studio Wireless Matte Black(外箱なし、傷ありで1万円以下)
(2) studio Wireless Graphite(美品で2万円程度)
5. 本物?偽物?の見分け方
ネットで調べた限り、Beats製のヘッドフォンは右側のイヤーカップ内側と、外箱にS/N(シリアル番号)が記載されているようである。
5.1 シリアル番号(S/N)の記載
S/Nについて、以下にまとめる(Beats公式に問い合わせ中である)。
5.1.1 studio Wireless Matte Black
このヘッドフォンが先に届いた。傷がありといえど、キャリングケース付
き(外箱はなし)で1万円以下は大変魅力的だった(どうせ出張カバンに入れられ
傷がつくのは時間の問題)。
(1)S/N番号
届いてすぐに、イヤーカップ内側を確認してみた。
そこには、S/Nの記載がなかった。
大変ショックだった。
偽物に1万円以下の金額を払ったのだから当然である(外箱は付属しないため、S/Nを確認できない)。
試しに視聴してみると、意外と音はそこまで悪くない
(店頭で視聴したのとさほど変わらない)。
「どうせボロボロになるし、格安だしそのまま使えば良い」と思い出した。
偽物といえど、筆者自身にそこまで音質にこだわりがあるわけではなく、
暫く部屋で使った見たところ、大変便利だった。
むしろ、偽物でここまでの音質がいいのであればそれで十分とも思い始めた。
(2)PCとの接続
暫く使っていたところ、あることを思い出した。「Studio Wirelessは
PC経由でファームウェアを更新できる」
試しに、PCに接続して、公式サイトにアクセスしたところ、
なんとS/Nが識別された(以下は全て自動で識別された)。
(3)サポートに電話
Beatsは手厚いサポートが用意されている。ネットから申し込むと(Apple)、
電話をかけてきてくれる。(営業時間が過ぎていたため、翌日の電話サポート
をweb上から依頼した。)
サポートと電話した概要は以下である。
【試しに修理を打診】
ノイズキャンセリングのホワイトノイズが大きいと感じたため、
試しに修理を打診したところ、S/Nを求められた。
PCで識別された番号を伝えると、サポートの答えは、「S/Nをシステム上で識別できます」
だった。
しかし、「購入日を証明できるものがない限りは無償での対応(購入から
1年以内は無償)はできない」とのことだった。
当然だが、S/Nはあくまでも個体の識別だけであり、
生産履歴等は追うことができない。
本体にシリアル番号は刻印されていないが、PCでS/Nを認識し、
しかも公式で識別されたということは、本機器は本物だとその時は
結論付けた。
続き
目次
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5.1.1 studio Wireless Matte BlacK
5.1.2 studio Wireless Graphite
6.1 筆者が購入したStudio Wireless Matte Black
ヤフオクで購入したBeats studio wirelessは本物か?偽物か?見分け方は?(1/6 回)
今週のお題「ヤフオクで購入したBeats studio wirelessは本物か?偽物か?見分け方は?」
目次
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5.1.1 studio Wireless Matte BlacK
5.1.2 studio Wireless Graphite
6.1 筆者が購入したStudio Wireless Matte Black
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1. 概要
本記事は最近人気のBeats製ヘッドフォンに関して、「ヤフオク(ヤフーオークション)で購入したBeats製ヘッドフォンは本物か?偽物か?見分け方は?」についてまとめたものである(本記事を書いている時点で結論は出ていない:Beatsの公式に問い合わせ中である)。
2. 筆者のこれまでのイヤフォン・ヘッドフォン
少し蛇足になるが、筆者のこれまでのイヤフォン・ヘッドフォンの経歴をまとめる(飛ばしてもらっても構わない)。
2.1 イヤフォン
筆者は会社勤めのサラリーマンであり1か月に2回ほど新幹線を使った出張がある。
音楽にこだわりがあるわけではないが、長年、SONYのWALKMAN
(NW-1060)+SHURE SE215 SPE の組み合わせだった。
さすがにX1060は5年以上前の製品であり、不便を感じていた
(有線、操作性:選曲のしにくさ等)。
最近はANDROIDタブレットに5,000円以下のBluetoothイヤフォン
(QCY , SoundPEATS , TaoTronics )を組み合わせ、ワイヤレスの利便性を感じていた。
だが、イヤフォンは「耳からすぐに外れる」、「遮音性が悪い」といった不満があった。
2.2 ヘッドフォン
イヤフォンに不満があった筆者はヘッドフォンを色々調べだした。
条件は以下だった。
【条件】
・定価が3万円前後
・無線(Bluetooth)対応であること
・コンパクトに折りたためること(カバンに入れるため)
・オンイヤー(OE) or アラウンドイヤー(AR)
・ノイズキャンセルがついているとなお良い
上記の条件でヒットしたのは以下だった。
【ヒットしたヘッドフォン】
・Bose SoundLink around-ear wireless headphones II
・Bose SoundLink on-ear Bluetooth headphones
・Beats solo2 wireless Space Gray Special Edition
最終的に以下の理由からBeats Studio Wiress が第一候補となった。
【理由】
・ネットで評判が良い(店頭でも視聴した)
・アラウンドイヤーなのにコンパクトに折りたためる
・ノイズキャンセリングがついている
3. ヤフオク
出張がそんなに多くない為、購入先はヤフオク(中古)で十分である。運が良ければネットの最安値から半額以下で購入ができる。
そんなわけでヤフオクを漁っていたが、結局1週間で6点ものヘッドフォンを購入してしまった。
ある程度狙いを絞っておきながらそんなに購入した経緯はさておき、購入したヘッドフォンを以下である。
3.1 購入したヘッドフォン
【Beats製】
(1) studio Wireless Matte Black(外箱なし、傷ありで1万円以下)
(2) studio Wireless Graphite(美品で2万円程度)
(3) studio Wireless Black(美品で2万円程度)
(4) solo2 wireless Space Gray Special Edition(新品で1.6万円ほど)
(5) solo2 White(美品で1.3万円ほど)
【Bose】
(6) SoundLink on-ear Bluetooth headphones(美品で1.8万円程度)
3.2 本記事でレビュー対象となるヘッドフォン
購入したヘッドフォンが現時点で全て届いていないため、本命である、
studio Wirelessの2個体について「本物か?偽物か?」についてのレビューを行う。
3.1項 Beats製の(1),(2)の比較を4項以降に示す。